植物標本の作り方
(「著者=国立科学博物館2000」より抜粋)


海藻類の採取と標本の作り方----1  
海岸、磯採集のための用意する道具  
 

1.タオル 2.ヘラ 3.軍手、ダイビング用手袋 4.日除け帽子
5.
長靴、叉は胴長 6.プラスチックのビン 小型の藻類を入れる
7.ビニールテープ 大形の藻類を採取してビニールに入れた時、
中の海水などが こぼれないために使用
8.ネット 採取場所、種類等を区別する時に便利
9.ビニール袋 藻類を入れる、大小揃えると便利
10.油性マーカーペン 記録用
11.輪ゴム 12.保冷剤(アイスノンなど)
13.アイスボックス 夏期など、長時間の採取の乾燥を防ぐため
使用 海藻は 真水に弱いので保冷剤を使用
14.
ビニール袋(チャック付) 海水をきり、仕分け。
採取場所、種類等を区別する時に便利
15.ビニール袋(大)

1 磯歩きのための基本装備  
  *磯の岩場は大変滑りやすく、岩には突起した部分や、
フジツボなどが 多いので、
運動靴叉はブーツ、作業着等など安全には十分に気をつける。
2 採取時の注意  
  *採取は生きている状態を見る機会でもあるので、十分に観察も行う。
*藻体ひっぱらず、へらなどで根の部分から剥がし取る。
種類によっては根(付着器)の部分がないと 同定ができないものもある。
サンゴモ類のような無節石灰藻は石ごと持ち帰るか、部分をハンマー等で 削り取る。
*生えていた高さを大まかに記録する。
(潮間帯上部・下部・低潮線下など)



*小型海藻には、他の海藻や海草のうえに好んで着生するもの、特定の海藻に
寄生するものもある *ウルシグサ類やコモングサ類は、死ぬと硫酸を出すので、
ビニールに入れて持ち帰り、早めに標本にする *天然であっても、採取規制を
行っている場所では、事前に漁協の許可を受けなければならない。
採取した藻体は、海水を軽くきってビニール袋に入れる。海水を満たした状態だと、
逆に腐りやすい。 *採取物はできる限り、その日の内に押し葉標本にする。

日帰りで出来ない場合には-----、
*海水で簡単に洗う(水道水はいけない)→海水を軽くきった状態でビニール袋に
密封→新聞紙でくるんだ状態 で、ドライアイスとともに冷凍処理をする。
(発泡スチロール箱等)
標本づくりに必要な道具  
1.布 さらし木綿、古いワイシャツ生地
2.
台紙 厚みのある模造紙、(水によって 形の崩れない紙質のもの)
3.吸水紙 水をよく吸う厚手の紙、(新聞紙での代用で もよい)
4.
段ボール箱 ラーメン構造で重ねた時に、そこを風が通るにようにする


5.木の平板2枚(上下用) 6.ビンセット 7.鉛筆、ボールペン
8.下敷き 回覧板で使うような硬い板 9.バット 写真用バット、文房具用トレイ
10.食器用コンテナ(ふるいがついていると便利) 採取物を洗う
11.ざる 採取した残りのゴミをいれる
12.
重石 (10〜20kg)。 プラスチックの漬け物石用が売ってある
13.扇風機 (乾燥時に風を送る)