福岡県のオキチモズク-2

福岡県甘木市でオキチモズクの生育が確認されたという西日本新聞2月12日の報道のあと,地元での関心も高まってきた。この付近の水生生物に詳しい高山美子さんの探索の結果,下浦地区以外に,甘木市内の2箇所で生育が確認された。

この情報は6月12日付け読売新聞で報道され,久留米市で行われた「水郷水都全国会議」でも発表された。

 桑原地区では,湧水池から流れ出る水路で少数の個体が見つかった。長さ10-20cmのもので,水路の下流にはカワモズクも生育している。

 中島田地区では,林の中の湧水から集落の中を通って荷原川に流入する水路に数10mの範囲で生育が確認された。この水路では流速もあり,長さが50-60cmにもなる個体が数10株あった。              
                               (吉田 忠生)
 
付近の水生生物に詳しい高山美子さん
 
長さが50-60cmにもなる個体が数10株
   
「オキチモズクを見守る会」発足

甘木市で生育が確認されたオキチモズクを保護し,よい生育環境を維持するために,甘木市下浦地区で農業用水路を利用している地元の農家ら12人が「オキチモズクを見守る会」(会長井上義勇氏)を発足させた。

生育環境を守るために水路の清掃や岸の手入れ,生育の観察を定期的に行っている。